大雨に関する全般気象情報 第7号
令和3年 7月 3日16時30分 気象庁発表

 西日本から東日本の日本海側を中心に、5日にかけて激しい雨が降り大雨となる所があるでしょう。また、東日本では土砂災害の危険度が非常に高まっている所があります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

 [気圧配置など]
  梅雨前線が華中から九州を通って関東地方へのびており、前線上の低気圧が黄海にあって北東へ進んでいます。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動は活発な状態が続き、西日本から東日本の日本海側を中心に、5日にかけて大気の状態が不安定となるでしょう。
 
 [防災事項]
 <大雨>
  東海地方や関東地方では記録的な大雨となり、土砂災害の危険度が非常に高まっている所があります。また、西日本から東日本の日本海側を中心に、5日かけて雷を伴って激しい雨が降り大雨となる所があるでしょう。
  4日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   東海地方            120ミリ
   関東甲信地方、九州北部地方   100ミリ
  その後、5日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   九州北部地方          100から200ミリ
   北陸地方、東海地方、中国地方  100から150ミリ
   関東甲信地方、近畿地方      50から100ミリ
  の見込みです。
  土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 
 [補足事項等]
  今後、地元気象台の発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。この情報は「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」を引き継ぐものです。次の「大雨に関する全般気象情報」は、4日5時頃に発表する予定です。