大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報　第８号
令和３年　７月　３日１２時００分　甲府地方気象台発表

　中・西部では、３日昼過ぎまで土砂災害に警戒してください。

　［気象状況と予想］
　　梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側に停滞しています。梅雨前線は、３日は関東地方の沿岸に停滞し、４日は関東甲信地方を次第に北上する見込みです。
　　前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、山梨県では、４日にかけて断続的に雨が降る見込みです。
　
　［防災事項］
　　中・西部では、３日昼過ぎまで土砂災害に警戒してください。山梨県では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。４日にかけ土砂災害に注意・警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風、降ひょうにも注意してください。
　
　［実況値］
　＜雨の実況＞
　　降り始め（６月３０日１０時）から７月３日１１時までの総降水量（アメダス速報値）
　　南部町　　　　　　　　３４３．０ミリ
　　山中湖村　　　　　　　２０７．０ミリ
　　河口湖　　　　　　　　１８５．０ミリ
　　大月　　　　　　　　　１７４．０ミリ
　　甲府　　　　　　　　　１７３．５ミリ
　　上野原　　　　　　　　１６９．５ミリ
　　甲州市勝沼　　　　　　１６８．０ミリ
　　身延町切石　　　　　　１６０．０ミリ
　
　［量的予想］
　＜雨の予想＞
　　３日から４日にかけて予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　　中・西部　　　　２０ミリ
　　　東部・富士五湖　２０ミリ
　　３日１２時から４日１２時までに予想される２４時間降水量は、多い所で、
　　　中・西部　　　　　６０ミリ
　　　東部・富士五湖　　６０ミリ
　　その後、４日１２時から５日１２時までに予想される２４時間降水量は、多い所で、
　　　中・西部　　　　およそ５０ミリ
　　　東部・富士五湖　およそ５０ミリ
　の見込みです。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。　
　　次の「大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報」は３日１８時頃に発表する予定です。