大雨に関する神奈川県気象情報 第14号
令和3年 7月 3日23時17分 横浜地方気象台発表
神奈川県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があります。4日昼過ぎにかけて土砂災害に警戒してください。西部では、4日昼前にかけて河川の増水や氾濫に警戒してください。
[気象状況と予想]
梅雨前線が華中から九州を通って関東地方へのびており、前線上の低気圧が黄海にあって北東へ進んでいます。4日は梅雨前線が関東甲信地方を次第に北上し、神奈川県では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。
[防災事項]
<大雨>
神奈川県では、大雨のピークは超えましたが、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があります。4日昼過ぎにかけて土砂災害に警戒してください。西部では、4日昼前にかけて河川の増水や氾濫に警戒してください。
[量的予想]
<雨の予想>
4日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 20ミリ
西部 20ミリ
4日0時から5日0時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 50ミリ
西部 80ミリ
その後、5日0時から6日0時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
東部 およそ50ミリ
西部 およそ50ミリ
[実況値]
<雨の実況>
降り始め(6月30日11時00分)から7月3日23時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
箱根 811.0ミリ
山北町丹沢湖 418.0ミリ
小田原 388.5ミリ
平塚 343.5ミリ
海老名 338.0ミリ
[補足事項]
今後発表する、警報、注意報、気象情報、早期注意情報等に留意してください。
次の「大雨に関する神奈川県気象情報」は、4日7時頃に発表する予定です。