大雨に関する神奈川県気象情報 第13号
令和3年 7月 3日17時14分 横浜地方気象台発表

 神奈川県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があり、土砂災害の危険度が高まっています。3日夜遅くまで土砂災害に厳重に警戒してください。

 [気象状況と予想]
  梅雨前線が華中から九州を通って関東地方へのびており、前線上の低気圧が黄海にあって北東へ進んでいます。梅雨前線は、3日は関東地方の沿岸に停滞し、4日は関東甲信地方を次第に北上する見込みです。神奈川県では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。
 
 [防災事項]
 <大雨>
  神奈川県では、大雨のピークは超えましたが、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があり、土砂災害の危険度が高まっています。3日夜遅くまで土砂災害に厳重に警戒してください。その後も、雨は4日夜遅くにかけて断続的に続く見込みです。4日昼過ぎまで土砂災害に警戒してください。
  
 [量的予想]
 <雨の予想>
 3日から4日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部 20ミリ
  西部 20ミリ
 3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部 50ミリ
  西部 70ミリ
 その後、4日18時から5日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部 およそ50ミリ
  西部 およそ50ミリ
 
 [実況値]
 <雨の実況>
  降り始め(6月30日11時00分)から7月3日17時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
       箱根 808.5ミリ
   山北町丹沢湖 418.0ミリ
      小田原 387.0ミリ
       平塚 343.5ミリ
      海老名 338.0ミリ
 
 [補足事項]
  今後発表する、土砂災害警戒情報、警報、注意報、気象情報、早期注意情報等に留意してください。
  この情報は、「大雨と雷及び突風に関する神奈川県気象情報」を引き継ぐものです。
  次の「大雨に関する神奈川県気象情報」は、3日23時頃に発表する予定です。