大雨と雷及び降ひょうに関する埼玉県気象情報 第5号
令和3年 7月 3日17時09分 熊谷地方気象台発表
埼玉県では、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があります。土砂災害に注意・警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風、降ひょうに注意してください。
[気象状況と予想]
梅雨前線が華中から九州を通って関東地方へのびており、前線上の低気圧が黄海にあって北東へ進んでいます。梅雨前線は、3日は関東地方の沿岸に停滞し、4日は関東甲信地方を次第に北上する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、埼玉県では、4日にかけて大気の不安定な状態が続くでしょう。
[防災事項]
<大雨・雷>
埼玉県では、3日夜遅くにかけてと4日昼過ぎから夜遅くにかけては、雷を伴った強い雨の降る所があるでしょう。これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があります。土砂災害に注意・警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[雨の実況]
降り始め(6月30日18時00分)から7月3日17時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
越谷 133.0ミリ
所沢 127.5ミリ
さいたま市桜区 126.5ミリ
飯能 125.5ミリ
鳩山 100.5ミリ
[量的予想]
<雨の予想>
3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
南部 40ミリ
北部 40ミリ
秩父地方 40ミリ
その後、4日18時から5日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
南部 およそ50ミリ
北部 およそ50ミリ
秩父地方 およそ50ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後、気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び降ひょうに関する埼玉県気象情報」は4日7時頃に発表する予定です。