大雨に関する滋賀県気象情報 第3号
令和3年 7月 3日16時42分 彦根地方気象台発表

 滋賀県では、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があります。5日にかけて土砂災害に十分注意してください。

  梅雨前線が華中から九州を通って関東地方へのびており、前線は4日にかけて日本海へ北上するでしょう。前線上の低気圧が黄海にあって5日にかけて日本海を北東へ進む見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、5日にかけて西日本では前線の活動の活発な状態が続くでしょう。
  滋賀県では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。5日にかけて、土砂災害に十分注意してください。
  雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(6月30日14時00分)から7月3日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
      近江八幡 119.0ミリ
     甲賀市信楽 113.0ミリ
   東近江市桜川東 109.0ミリ
    大津市萱野浦 102.0ミリ
 
 [雨の予想]
  5日にかけて断続的に雨が降り、総降水量は多くなる見込みです。
  3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 50ミリ
  南部 50ミリ
  その後、4日18時から5日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 50から100ミリ
  南部 50から100ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に十分注意してください。
  低い土地の浸水や河川の増水、落雷、突風に注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨に関する滋賀県気象情報」は、4日6時頃に発表する予定です。