大雨に関する奈良県気象情報 第6号
令和3年 7月 3日16時45分 奈良地方気象台発表
奈良県では、4日朝にかけて土砂災害に十分注意してください。
梅雨前線が華中から九州を通って関東地方へのびており、前線は4日にかけて日本海へ北上するでしょう。前線上の低気圧が黄海にあって5日にかけて日本海を北東へ進む見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、5日にかけて西日本では前線の活動の活発な状態が続くでしょう。
奈良県では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
[雨の実況]
降り始め(6月30日12時00分)から7月3日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
下北山村佐田 270.5ミリ
十津川村葛川 259.5ミリ
上北山村小橡 227.0ミリ
[雨の予想]
3日から4日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 20ミリ
南部 25ミリ
3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 50ミリ
南部 80ミリ
その後、4日18時から5日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 50から100ミリ
南部 50から100ミリ
[防災事項]
土砂災害に十分注意してください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
次の「大雨に関する奈良県気象情報」は、4日6時頃に発表する予定です。