大雨に関する奈良県気象情報 第5号
令和3年 7月 3日11時22分 奈良地方気象台発表

 奈良県では、4日明け方にかけて土砂災害に十分注意してください。

  梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側に停滞しています。前線は4日にかけて近畿地方を北上し、日本海まで達する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動の活発な状態が続くでしょう。
  奈良県では、これまでの雨により地盤の緩んでいる所があります。雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
 
 [雨の実況]
   降り始め(6月30日12時00分)から7月3日11時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   下北山村佐田 270.5ミリ
   十津川村葛川 259.0ミリ
   上北山村小橡 227.0ミリ
 
 [雨の予想]
  3日から4日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 20ミリ
  南部 25ミリ
  3日12時から4日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 50ミリ
  南部 80ミリ
  その後、4日12時から5日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 およそ50ミリ
  南部 およそ50ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に十分注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨に関する奈良県気象情報」は、3日16時頃に発表する予定です。