大雨に関する京都府気象情報 第3号
令和3年 7月 3日16時38分 京都地方気象台発表

 南部では5日にかけて、北部では4日夜のはじめ頃から5日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

  梅雨前線が華中から九州を通って関東地方へのびており、前線は4日にかけて日本海へ北上するでしょう。前線上の低気圧が黄海にあって5日にかけて日本海を北東へ進む見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、5日にかけて西日本では前線の活動の活発な状態が続くでしょう。
  京都府では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。
  京都府では大気の不安定な状態が続き、局地的に雷雲が発達する見込みです。雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(6月30日11時00分)から7月3日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   京都市中京区 179.0ミリ
      長岡京  95.5ミリ
      京田辺  79.0ミリ
 
 [雨の予想]
  京都府では、4日にかけて局地的に雷を伴った強い雨の降るおそれがあります。その後も断続的に雨が降り、総降水量は多くなる見込みです。
  3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 60ミリ
  南部 60ミリ
  その後、4日18時から5日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 50から100ミリ
  南部 50から100ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
  落雷や突風にも注意してください。
  
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨に関する京都府気象情報」は、4日6時頃に発表する予定です。