大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報 第5号
令和3年 7月 2日17時15分 甲府地方気象台発表

 山梨県では、引き続き3日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

 [気象状況と予想]
  梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側に停滞しています。前線は次第に日本海まで北上し、4日から5日にかけて、前線上の低気圧が日本海を東北東へ進む見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、山梨県では、大気の状態が不安定となるでしょう。
 
 [防災事項]
  山梨県では、引き続き3日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、3日にかけて落雷、突風、降ひょうにも注意してください。
 
 [実況値]
 <雨の実況>
  降り始め(6月30日10時00分)から7月2日17時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
         南部町 206.5ミリ
        山中湖村 153.5ミリ
         河口湖 140.0ミリ
       身延町切石 129.5ミリ
     富士川町最勝寺 123.0ミリ
          甲府 119.0ミリ
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
  3日明け方から朝にかけて、雷を伴って1時間に30ミリの激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
  2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
   峡南地域、富士五湖    80ミリ
   中北地域、峡東地域、東部 60ミリ
  その後、3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
   中・西部    50から100ミリ
   東部・富士五湖 50から100ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報」は、3日6時頃に発表する予定です。