大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報 第4号
令和3年 7月 2日11時21分 甲府地方気象台発表

 中・西部では、2日昼過ぎから夜遅くにかけて土砂災害に警戒してください。

 [気象状況と予想]
  梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側にのびており、3日にかけて次第に北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、山梨県では、大気の状態が不安定となるでしょう。
 
 [防災事項]
  中・西部では、2日昼過ぎから夜遅くにかけて土砂災害に警戒してください。山梨県では3日にかけて土砂災害に注意・警戒し、2日夕方にかけて低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、3日にかけて落雷、突風、降ひょうにも注意してください。
 
 [実況値]
 <雨の実況>
  降り始め(6月30日10時00分)から7月2日11時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
         南部町 187.5ミリ
        山中湖村 148.0ミリ
         河口湖 130.5ミリ
       身延町切石 122.5ミリ
     富士川町最勝寺 118.0ミリ
          甲府 113.5ミリ
         上野原 111.0ミリ
          大月 109.5ミリ
       甲府市古関 109.0ミリ
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
  3日明け方にかけて、1時間に30ミリの雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
  2日12時から3日12時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
   峡南地域、富士五湖 120ミリ
   中北地域、東部   100ミリ
   峡東地域       80ミリ
  その後、3日12時から4日12時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
   中・西部    50から100ミリ
   東部・富士五湖 50から100ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報」は、2日18時頃に発表する予定です。