大雨と雷及び降ひょうに関する長野県気象情報 第3号
令和3年 7月 2日11時12分 長野地方気象台発表

 中部や南部では、2日夕方まで土砂災害に警戒してください。また、長野県では3日にかけて、低い土地の浸水、河川の増水にも注意・警戒し、落雷、突風、降ひょうに注意してください。

 [気象状況と予想]
  梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側にのびており、3日にかけて次第に北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、3日にかけて大気の状態が不安定となる見込みです。中部と南部では、2日昼過ぎまで、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。
  長野県では3日朝にかけて大雨となる所があるでしょう。3日の日中に雨は一旦小康状態となりますが、3日夜から雨は強まり、その後4日にかけて再び大雨となる見込みです。
 
 [防災事項]
  中部や南部では、2日夕方まで土砂災害に警戒してください。
  長野県では3日にかけて、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
 2日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 25ミリ
  中部 30ミリ
  南部 30ミリ
 の見込みです。
 
 2日12時から3日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部  60ミリ
  中部  70ミリ
  南部 120ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後、発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨と雷及び降ひょうに関する長野県気象情報」は、2日17時頃に発表する予定です。