大雨と雷及び降ひょうに関する埼玉県気象情報　第４号
令和３年　７月　３日０６時１６分　熊谷地方気象台発表

　埼玉県では、梅雨前線の影響で３日昼前にかけて雷を伴った強い雨の降る所があるでしょう。これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があります。土砂災害や河川の増水に注意・警戒し、低い土地の浸水、落雷や突風、降ひょうに注意してください。

　［気象状況と予想］
　　梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側に停滞しています。梅雨前線は、３日は関東地方の沿岸に停滞し、４日は関東甲信地方を次第に北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、埼玉県では、大気の不安定な状態が続く見込みです。
　
　［防災事項］
　＜大雨・雷＞
　　埼玉県では、３日昼前にかけて、雷を伴った強い雨の降る所があるでしょう。これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があります。土砂災害や河川の増水に注意・警戒してください。また、低い土地の浸水、落雷や突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
　
　［雨の実況］
　６月３０日１８時から７月３日０６時までの総降水量（アメダス速報値）
　　　　　　　　越谷　１２９．５ミリ
　　　さいたま市桜区　１２４．５ミリ
　　　　　　　　所沢　１２４．５ミリ
　　　　　　　　飯能　１２３．５ミリ
　　　　　　　　鳩山　　９９．０ミリ
　
　［量的予想］
　＜雨の予想＞
　３日６時から４日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　南部　　　５０ミリ
　　北部　　　５０ミリ
　　秩父地方　５０ミリ
　その後、４日６時から５日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　南部　　　およそ５０ミリ
　　北部　　　およそ５０ミリ
　　秩父地方　およそ５０ミリ
　の見込みです。
　
　［補足事項］
　　今後、気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
　　次の「大雨と雷及び降ひょうに関する埼玉県気象情報」は３日１７時頃に発表する予定です。