大雨と雷及び降ひょうに関する埼玉県気象情報 第3号
令和3年 7月 2日16時50分 熊谷地方気象台発表

 埼玉県では、梅雨前線の影響で3日にかけて雷を伴った強い雨の降る所があるでしょう。これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があります。土砂災害に注意・警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風、降ひょうに注意してください。

 [気象状況と予想]
  梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側に停滞しています。前線は次第に日本海まで北上し、4日から5日にかけて、前線上の低気圧が日本海を東北東へ進む見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、埼玉県では引き続き、大気の状態が不安定となるでしょう。
 
 [防災事項]
 <大雨・雷>
  埼玉県では、3日にかけて、雷を伴った強い雨の降る所があるでしょう。これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があります。土砂災害に注意・警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
 
 [雨の実況]
 6月30日18時から7月2日16時までの総降水量(アメダス速報値)
  所沢        95.0ミリ
  飯能        92.0ミリ
  越谷        88.0ミリ
  さいたま市桜区   86.0ミリ
  鳩山        81.0ミリ
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
 2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部   50ミリ
  北部   50ミリ
  秩父地方 50ミリ
 その後、3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部   50から100ミリ
  北部   50から100ミリ
  秩父地方 50から100ミリ
 です。
 
 [補足事項]
  今後、気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨と雷及び降ひょうに関する埼玉県気象情報」は3日7時頃に発表する予定です。