大雨に関する滋賀県気象情報 第1号
令和3年 7月 3日04時12分 彦根地方気象台発表

 滋賀県では、3日昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。また、3日明け方にかけて、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

  梅雨前線が西日本から東日本にのびており、4日にかけて、近畿地方を北上し、日本海まで達する見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発な状態が続く見込みです。滋賀県では、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するでしょう。
  南部を中心に、当初の予想を上回る大雨となっており、02時50分に、土砂災害警戒情報を発表しました。土砂災害や洪水災害の危険度が急激に高まっています。キキクル(危険度分布)等を用いて自ら避難の判断をしてください。
 
 [雨の実況]
  降り始め(6月30日14時00分)から7月3日4時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
      近江八幡 119.0ミリ
   東近江市桜川東 108.0ミリ
     甲賀市信楽 103.5ミリ
 
 [雨の予想]
  南部では、3日明け方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。
  3日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 30ミリ
  南部 50ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に厳重に警戒してください。
  低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
  落雷や突風に注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。次の「大雨に関する滋賀県気象情報」は、3日6時頃に発表する予定です。