大雨に関する奈良県気象情報　第４号
令和３年　７月　３日０６時４０分　奈良地方気象台発表

　奈良県では、３日朝は土砂災害に警戒してください。

　　梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側に停滞しています。前線は４日にかけて近畿地方を北上し、日本海まで達する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動の活発な状態が続くでしょう。
　　奈良県では、これまでの雨により地盤の緩んでいる所があり、３日朝は土砂災害に警戒してください。
　
　［雨の実況］
　　降り始め（６月３０日１２時００分）から７月３日６時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　下北山村佐田　２６８．５ミリ
　　　十津川村葛川　２５８．０ミリ
　　　上北山村小橡　２２６．０ミリ
　
　［雨の予想］
　　奈良県では、３日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北部　２０ミリ
　　南部　２５ミリ
　　３日６時から４日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北部　５０ミリ
　　南部　８０ミリ
　　その後、４日６時から５日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北部　およそ５０ミリ
　　南部　５０から１００ミリ
　
　［防災事項］
　　土砂災害に警戒してください。
　　低い土地の浸水や河川の増水に注意してください。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
　　この情報は「大雨に関する奈良県気象情報第３号」を引き継ぐものです。
　　次の「大雨に関する奈良県気象情報」は、３日１６時頃に発表する予定です。