大雨に関する奈良県気象情報 第3号
令和3年 7月 2日16時45分 奈良地方気象台発表

 南西部では、3日明け方にかけて土砂災害に注意してください。

  梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側に停滞しています。前線は3日にかけて西日本に停滞し、その後近畿地方を北上し、4日には日本海に達する見込みです。
  奈良県では、大雨のピークは過ぎましたが、降り始めからの降水量が200ミリを超え、地盤の緩んでいる所があります。引き続き、南西部では3日明け方にかけて土砂災害に注意してください。
 
 [雨の実況]
  降り始め(6月30日12時00分)から7月2日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   下北山村佐田 215.0ミリ
   十津川村葛川 206.5ミリ
   上北山村小橡 174.0ミリ
 
 [雨の予想]
  奈良県では、3日にかけて局地的に雷を伴った強い雨が降る見込みです。
 2日から3日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 20ミリ
  南部 20ミリ
 2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 60ミリ
  南部 100ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に注意してください。
 
 [補足事項]
  本号で終了しますが、急な気象状況の変化があれば随時お知らせします。
  今後発表する注意報、気象情報に留意してください。