大雨に関する三重県気象情報 第8号
令和3年 7月 3日05時50分 津地方気象台発表

 三重県では、3日昼前にかけて雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、河川の増水に注意・警戒し、低い土地の浸水に注意してください。

 [気象概況]
  梅雨前線が東海地方に停滞しています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が不安定となっており、前線の活動が活発となっています。梅雨前線は、引き続き東海地方に停滞するため、三重県では3日昼前にかけて雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
  雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(6月30日8時00分)から7月3日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
     熊野新鹿 323.0ミリ
       尾鷲 310.0ミリ
      南伊勢 307.5ミリ
       御浜 262.0ミリ
   大紀町藤坂峠 258.0ミリ
 
 [雨の予想]
 3日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 30ミリ
  南部  30ミリ
 3日6時から4日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 80ミリ
  南部  80ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害、河川の増水に注意・警戒し、低い土地の浸水、落雷、突風、降ひょうに注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらのキキクル(危険度分布)を確認してください。
  次の「大雨に関する三重県気象情報」は、3日12時頃に発表する予定です。