大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第3号
令和3年 7月 1日16時33分 気象庁発表

 東日本と西日本の太平洋側を中心に、3日午前中にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

 [気圧配置など]
  梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側にのびており、3日午前中にかけて停滞するでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動の活発な状態が続く見込みです。
 
 [防災事項]
 <大雨>
  これまでの大雨により、東日本の太平洋側を中心に土砂災害の危険度が高まっている所があります。
  東日本と西日本の太平洋側を中心に、3日午前中にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
  2日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   東海地方             250ミリ 
   関東甲信地方、近畿地方      200ミリ      
   九州南部・奄美地方        150ミリ
  その後、3日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   近畿地方         100から200ミリ
   東海地方、九州南部    100から150ミリ
   関東甲信地方、奄美地方   50から100ミリ 
  の見込みです。
  土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 
 <雷・突風>
  東日本と西日本の太平洋側では、2日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
 
 [補足事項等]
  今後、地元気象台の発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は2日5時頃に発表する予定です。