大雨と雷及び降ひょうに関する長野県気象情報 第2号
令和3年 7月 2日05時51分 長野地方気象台発表

 長野県では、梅雨前線の影響で3日にかけて大雨となる所があるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷、突風、降ひょうに注意してください。

 [気象状況と予想]
  梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側にのびており、3日にかけて次第に北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、3日にかけて大気の状態が不安定となる見込みです。
  中部と南部では、2日朝から昼過ぎにかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があり、大雨となる所があるでしょう。
  梅雨前線は、その後も本州付近に停滞し、雨はその後も断続的に続くおそれがあります。
 
 [防災事項]
  長野県では、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があります。3日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
  また、発達した雨雲が停滞するなどした場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
  落雷や突風にも注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
 2日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 25ミリ
  中部 30ミリ
  南部 30ミリ
 の見込みです。
 
 2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部  60ミリ
  中部  80ミリ
  南部 150ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後、発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨と雷及び降ひょうに関する長野県気象情報」は、2日17時頃に発表する予定です。