大雨と雷及び突風に関する千葉県気象情報　第５号
令和３年　７月　１日１６時４０分　銚子地方気象台発表

　千葉県では、梅雨前線の影響により２日にかけて大雨となる所があるでしょう。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

　［気象状況と予想］
　　梅雨前線が華中から関東地方の沿岸を通って日本の東にのびています。前線は２日にかけて関東地方の沿岸に停滞する見込みです。
　　前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、梅雨前線の活動が活発となり、千葉県では２日にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
　
　［防災事項］
　＜大雨・雷・突風＞
　　千葉県では、梅雨前線の影響により２日にかけて大雨となり、２日朝から夕方にかけては、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
　　また、２日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
　　降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
　
　［雨の実況］
　　降り始め（１日０時００分）から１日１６時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　勝浦　１１６．０ミリ
　　　館山　１１５．０ミリ
　　　鴨川　　９７．５ミリ
　となっています。
　
　［雨の予想］
　１日から２日にかけて予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北西部　３０ミリ
　　北東部　３０ミリ
　　南部　　３０ミリ
　１日１８時から２日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北西部　１２０ミリ
　　北東部　１２０ミリ
　　南部　　１５０ミリ
　の見込みです。
　
　［補足事項］
　　今後、発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
　　次の「大雨と雷及び突風に関する千葉県気象情報」は、２日７時頃に発表する予定です。