大雨に関する奈良県気象情報 第2号
令和3年 7月 2日06時26分 奈良地方気象台発表

 奈良県では、2日夕方にかけて、土砂災害に十分注意してください。また、3日夜遅くにかけて落雷、突風にも注意してください。

  梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側にのびており、3日にかけて次第に北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動の活発な状態が続くでしょう。
  奈良県では大気の状態が不安定となり、局地的に雷雲が発達する見込みです。
  雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(6月30日12時00分)から7月2日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   下北山村佐田 166.0ミリ
   十津川村葛川 140.5ミリ
   上北山村小橡 127.0ミリ
 
 [雨の予想]
  南部では、2日昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。奈良県では、その後も雨は降り続き、4日にかけて総降水量は多くなるおそれがあります。
 2日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 20ミリ
  南部 30ミリ
 3日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 20ミリ
  南部 20ミリ
 2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 80ミリ
  南部 120ミリ
 その後、3日6時から4日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 50から100ミリ
  南部 100から150ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に十分注意してください。
  落雷や突風に注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨に関する奈良県気象情報」は、2日16時頃に発表する予定です。