大雨と雷及び突風に関する愛知県気象情報 第3号
令和3年 7月 1日16時32分 名古屋地方気象台発表
愛知県では、2日にかけて、雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
[気象概況]
梅雨前線が華中から四国の南を通って日本の東にのびています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、愛知県では大気の状態が非常に不安定となっています。梅雨前線は、引き続き西日本から東日本の太平洋側沿岸に停滞するため、愛知県では2日にかけて雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降り、総雨量が多くなって大雨となる所があるでしょう。
雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
[雨の実況]
降り始め(6月30日8時00分)から7月1日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
田原市伊良湖 92.0ミリ
田原市高松町 77.5ミリ
豊橋市神野新田町 72.5ミリ
新城市富沢 61.0ミリ
[雨の予想]
1日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 50ミリ
東部 50ミリ
2日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 50ミリ
東部 50ミリ
1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 200ミリ
東部 200ミリ
その後、2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
西部 50から100ミリ
東部 50から100ミリ
[防災事項]
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらのキキクル(危険度分布)を確認してください。
この情報は「大雨に関する愛知県気象情報 第2号」を引き継ぐものです。
次の「大雨と雷及び突風に関する愛知県気象情報」は、2日6時頃に発表する予定です。