大雨に関する三重県気象情報 第5号
令和3年 7月 2日05時19分 津地方気象台発表

 三重県では、引き続き3日明け方にかけて、雷を伴って激しい雨や局地的に非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

 [気象概況]
  梅雨前線が東海地方に停滞しています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が不安定となり、前線の活動が活発となっています。梅雨前線は、引き続き東海地方に停滞するため、三重県では3日明け方にかけて雷を伴って激しい雨や局地的に非常に激しい雨が降り、総雨量が多くなって大雨となる所があるでしょう。
  雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(6月30日8時00分)から7月2日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
    熊野新鹿 253.5ミリ
      尾鷲 253.0ミリ
      御浜 219.0ミリ
     南伊勢 196.0ミリ
   志摩市阿児 195.0ミリ
 
 [雨の予想]
 2日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 40ミリ
  南部  50ミリ
 3日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 30ミリ
  南部  30ミリ
 2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 80ミリ
  南部  120ミリ
 その後、3日6時から4日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 50から100ミリ
  南部  50から100ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、突風、降ひょうに注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらのキキクル(危険度分布)を確認してください。
  次の「大雨に関する三重県気象情報」は、2日17時頃に発表する予定です。