大雨に関する三重県気象情報 第4号
令和3年 7月 1日16時30分 津地方気象台発表

 三重県では、引き続き2日昼前にかけて、雷を伴って激しい雨や局地的に非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

 [気象概況]
  梅雨前線が華中から四国の南を通って日本の東にのびています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、三重県では大気の状態が不安定となっています。梅雨前線は、引き続き西日本から東日本の太平洋側沿岸に停滞するため、2日昼前にかけて雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降り、総降水量が多くなって大雨となる所があるでしょう。
  また、雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(6月30日8時00分)から7月1日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
        尾鷲 164.5ミリ
      熊野新鹿 144.0ミリ
        御浜 140.5ミリ
       南伊勢 109.5ミリ
   紀北町紀伊長島 109.5ミリ
 
 [雨の予想]
 1日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 20ミリ
  南部  40ミリ
 2日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 30ミリ
  南部  50ミリ
 1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 120ミリ
  南部  180ミリ
 その後、2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 50から100ミリ
  南部  50から100ミリ
 その後も、降水量が増える見込みです。
 
 [防災事項]
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、突風、降ひょうに注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらのキキクル(危険度分布)を確認してください。
  この情報は「大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報」を引き継ぐものです。
  次の「大雨に関する三重県気象情報」は、2日6時頃に発表する予定です。