大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報 第1号
令和3年 7月 1日16時20分 大阪管区気象台発表
近畿南部では、2日昼前にかけて、土砂災害に警戒してください。近畿地方では、2日夜遅くにかけて、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。
梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側にのびており、3日にかけて、近畿地方に停滞し、活動が活発になる見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、近畿地方では大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するでしょう。
近畿中部でも、雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
[雨の予想]
近畿地方では、2日夜のはじめ頃にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降る見込みです。その後も雨は降り続き、3日にかけて総降水量は多くなるおそれがあります。
1日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿中部 30ミリ
近畿南部 40ミリ
2日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 30ミリ
近畿中部 40ミリ
近畿南部 50ミリ
1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 50ミリ
近畿中部 150ミリ
近畿南部 200ミリ
その後、2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 およそ50ミリ
近畿中部 100から150ミリ
近畿南部 100から200ミリ
[防災事項]
土砂災害に警戒してください。
低い土地の浸水や河川の増水に十分注意してください。
竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報」は、2日6時頃に発表する予定です。