大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第2号
令和3年 7月 1日04時45分 気象庁発表

 奄美地方及び西日本や東日本の太平洋側を中心に、2日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

 [気圧配置など]
  梅雨前線が2日にかけて西日本から東日本の太平洋側に停滞する見込みです。また、1日夜には前線上の関東の東海上に低気圧が発生し、2日は日本の東を東北東に進むでしょう。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発になる見込みです。
 
 [防災事項]
 <大雨>
  奄美地方及び西日本や東日本の太平洋側を中心に、2日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
  2日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   東海地方             250ミリ 
   九州南部・奄美地方、関東甲信地方 150ミリ
   東北地方              60ミリ
  その後、3日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   東海地方        100から200ミリ
   九州南部・奄美地方   100から150ミリ
   関東甲信地方       50から100ミリ
   東北地方           およそ50ミリ 
  の見込みです。
   土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 
 <雷・突風>
  東日本と南西諸島では、1日は落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
 
 [補足事項等]
  今後、地元気象台の発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は1日17時頃に発表する予定です。