大雨と雷及び降ひょうに関する神奈川県気象情報　第２号
令和３年　６月３０日１６時４１分　横浜地方気象台発表

　神奈川県では、これまでの雨により地盤の緩んでいる所があります。また、７月１日明け方から夕方にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

　［気象状況と予想］
　　梅雨前線が華中から日本の南を通って日本の東へのびています。７月１日は前線が伊豆諸島付近を北上し、２日にかけて関東地方の沿岸に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、神奈川県では、大気の状態が不安定となるでしょう。
　
　［防災事項］
　＜大雨・雷＞
　　神奈川県では、これまでの雨により地盤の緩んでいる所があります。また、７月１日明け方から夕方にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。前線の活動が予想より活発になった場合は、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。雨は、その後も断続的に、７月２日にかけて続く見込みです。
　　また、落雷、突風にも注意してください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
　
　［量的予想］
　＜雨の予想＞
　７月１日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　東部　３０ミリ
　　西部　３０ミリ
　３０日１８時から７月１日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　東部　１２０ミリ
　　西部　１２０ミリ
　その後、１日１８時から２日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　東部　１００から１５０ミリ
　　西部　１００から１５０ミリ
　の見込みです。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。
　　次の「大雨と雷及び降ひょうに関する神奈川県気象情報」は７月１日６時頃に発表する予定です。