大雨と雷及び突風に関する千葉県気象情報 第3号
令和3年 7月 1日06時25分 銚子地方気象台発表

 千葉県では、梅雨前線の影響により1日夕方にかけて、雷を伴った激しい雨が降り大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

 [気象状況と予想]
  梅雨前線が華中から四国の南を通って日本の東にのびています。1日は前線が伊豆諸島付近を北上し、2日にかけて関東地方の沿岸に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となり、千葉県では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
 
 [防災事項]
 <大雨・雷・突風>
  千葉県では、梅雨前線の影響により1日夕方にかけて、雷を伴った激しい雨が降り大雨となる所があるでしょう。前線の活動が予想より活発になった場合は警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
  また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
  降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
 1日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北西部 30ミリ
  北東部 30ミリ
  南部  40ミリ
 1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北西部 100ミリ
  北東部 100ミリ
  南部  120ミリ
 その後、2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北西部 およそ50ミリ
  北東部 およそ50ミリ
  南部  50から100ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後、発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
  次の「大雨と雷及び突風に関する千葉県気象情報」は、1日17時頃に発表する予定です。