大雨と雷及び突風に関する千葉県気象情報 第2号
令和3年 6月30日16時44分 銚子地方気象台発表

 千葉県では、7月1日は梅雨前線の影響により、雷を伴った激しい雨が降り大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

 [気象状況と予想]
  梅雨前線が華中から日本の南を通って日本の東へのびています。7月1日は前線が伊豆諸島付近を北上し、2日にかけて関東地方の沿岸に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、千葉県では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
 
 [防災事項]
 <大雨・雷・突風>
  千葉県では、梅雨前線の影響により7月1日明け方から夕方にかけて、雷を伴った激しい雨が降り大雨となる所があるでしょう。前線の活動が予想より活発になった場合は警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
  また、7月1日明け方から夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
  降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
 
 [量的予想]
 7月1日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北西部 30ミリ
  北東部 30ミリ
  南部  40ミリ
 30日18時から7月1日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北西部 120ミリ
  北東部 120ミリ
  南部  150ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後、発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
  次の「大雨と雷及び突風に関する千葉県気象情報」は、7月1日7時頃に発表する予定です。