大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報 第3号
令和3年 7月 1日08時56分 気象庁発表
梅雨前線の活動が活発となっており、伊豆諸島では猛烈な雨の降っている所があります。関東甲信地方では、2日にかけて大雨となる所があるでしょう。土砂災害に厳重に警戒するとともに、河川の増水や氾濫に警戒し、低い土地の浸水に注意・警戒してください。
[気象状況と予想]
梅雨前線の活動が活発となっており、伊豆諸島では猛烈な雨の降っている所があります。また、関東甲信地方では、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があります。
1日は前線が伊豆諸島付近を北上し、2日にかけて関東地方の沿岸に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発な状態が続き、関東甲信地方では、引き続き大雨となる所があるでしょう。
[防災事項]
関東甲信地方では、1日は雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、2日にかけて大雨となる所があるでしょう。土砂災害に厳重に警戒するとともに、河川の増水や氾濫に警戒し、低い土地の浸水に注意・警戒してください。
関東甲信地方では、1日は大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。2日も大気の状態が不安定となるため、落雷、突風、降ひょうに注意してください。
[量的予想]
<雨の予想>
1日から2日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 30ミリ
関東地方南部 40ミリ
甲信地方 30ミリ
伊豆諸島 60ミリ
1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 80ミリ
関東地方南部 120ミリ
甲信地方 120ミリ
伊豆諸島 250ミリ
その後、2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 50から100ミリ
関東地方南部 50から100ミリ
甲信地方 50から100ミリ
伊豆諸島 100から150ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報」は1日16時頃に発表する予定です。