大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報 第2号
令和3年 7月 1日05時24分 気象庁発表
関東甲信地方では、梅雨前線の影響で1日から2日にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象状況と予想]
梅雨前線が華中から四国の南を通って日本の東にのびています。1日は前線が伊豆諸島付近を北上し、2日にかけて関東地方の沿岸に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となり、関東甲信地方では大雨となる所があるでしょう。
[防災事項]
関東甲信地方では、1日から2日にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。前線の活動が予想より活発になった場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
関東甲信地方では、1日は大気の状態が非常に不安定となる見込みです。落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。2日も大気の状態が不安定となるため、落雷、突風、降ひょうに注意してください。
[量的予想]
<雨の予想>
1日から2日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 30ミリ
関東地方南部 40ミリ
甲信地方 30ミリ
伊豆諸島 40ミリ
1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 80ミリ
関東地方南部 120ミリ
甲信地方 120ミリ
伊豆諸島 150ミリ
その後、2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 50から100ミリ
関東地方南部 50から100ミリ
甲信地方 50から100ミリ
伊豆諸島 50から100ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報」は1日16時頃に発表する予定です。