大雨と突風及び落雷に関する和歌山県気象情報　第３号
令和３年　５月２０日１６時４７分　和歌山地方気象台発表

　和歌山県では、２０日夜のはじめ頃から２１日夕方にかけて大雨となるため、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。

　　梅雨前線が、華中から西日本を通って日本の東へのび、対馬近海にある前線上の低気圧が発達しながら東北東へ進んでいます。今後、低気圧は２１日には日本海へ進む見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、和歌山県では、２１日未明から昼前にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するでしょう。
　　前線の活動が予想より活発になった場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
　
　［雨の予想］
　　和歌山県では、２１日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
　　２０日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北部　４０ミリ
　　南部　４０ミリ
　　２１日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北部　４０ミリ
　　南部　４０ミリ
　　２０日１８時から２１日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北部　２５０ミリ
　　南部　２５０ミリ
　
　［防災事項］
　　土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
　　竜巻などの激しい突風や落雷に注意して下さい。
　　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
　　この情報は「大雨に関する和歌山県気象情報」を引き継ぐものです。
　　次の「大雨と突風及び落雷に関する和歌山県気象情報」は、２１日６時頃に発表する予定です。