大雨に関する奈良県気象情報 第3号
令和3年 5月20日16時33分 奈良地方気象台発表

 奈良県では、20日夜のはじめ頃から21日夕方にかけて大雨となるため、土砂災害に十分注意してください。

  梅雨前線が、華南から西日本を通って日本の東へのび、対馬近海にある前線上の低気圧が発達しながら東北東へ進んでいます。今後、低気圧は21日には日本海へ進む見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、奈良県では、21日未明から昼前にかけて、局地的に雷雲が発達するでしょう。
  前線の活動が予想より活発になった場合は、21日は警報級の大雨となる可能性があります。
 
 [雨の予想]
  奈良県では、21日未明から昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、20日夜のはじめ頃から21日夕方にかけて大雨となる見込みです。
  20日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 20ミリ
  南部 25ミリ
  21日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 30ミリ
  南部 30ミリ
  20日18時から21日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 120ミリ
  南部 200ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に十分注意してください。
  低い土地の浸水や河川の増水に注意してください。
   
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨に関する奈良県気象情報」は、21日6時頃に発表する予定です。