大雨と突風及び落雷に関する兵庫県気象情報　第４号
令和３年　５月２１日０６時２３分　神戸地方気象台発表

　南部では、２１日昼前まで土砂災害に警戒してください。また、低い土地の浸水や河川の増水に十分注意してください。兵庫県では、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。

　　梅雨前線上の低気圧が日本海西部にあって、発達しながら北東へ進んでいます。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、兵庫県では、２１日昼前にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するでしょう。
　
　［雨の実況］
　　降り始め（２０日８時００分）から２１日６時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　　　　　　西宮　１２０．０ミリ
　　　　神戸市中央区　１０７．０ミリ
　　　　　　神戸空港　　９１．５ミリ
　　　丹波篠山市後川　　８４．０ミリ
　　　　　朝来市生野　　７７．０ミリ
　
　［雨の予想］
　　南部では、２１日昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
　　２１日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　　北部　２５ミリ
　　　南部　４０ミリ
　　２１日６時から２２日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　　北部　３０ミリ
　　　南部　５０ミリ
　
　［防災事項］
　　土砂災害に警戒してください。
　　低い土地の浸水や河川の増水に十分注意してください。
　　竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
　　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
　　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
　　この情報は「大雨に関する兵庫県気象情報」を引き継ぐものです。
　　次の「大雨と突風及び落雷に関する兵庫県気象情報」は、２１日１６時頃に発表する予定です。