大雨に関する三重県気象情報 第4号
令和3年 5月21日05時26分 津地方気象台発表

 三重県では、21日昼過ぎにかけて、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

 [気象概況]
  梅雨前線上の低気圧が日本海西部にあって、発達しながら北東へ進んでいます。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、三重県では大気の状態が不安定となっており、大雨となっている所があります。
  低気圧が発達しながら日本海を進み、前線が21日昼過ぎにかけて三重県を通過するため、引き続き大気の状態が不安定となるでしょう。
  このため、21日昼過ぎにかけて、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
  前線の活動が予想より活発となった場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(20日7時00分)から21日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   いなべ市北勢 60.5ミリ
       御浜 60.0ミリ
       桑名 47.5ミリ
 
 [雨の予想]
 21日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 30ミリ
  南部  40ミリ
 21日6時から22日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 70ミリ
  南部  80ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や突風、降ひょうに注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらのキキクル(危険度分布)を確認してください。
  次の「大雨に関する三重県気象情報」は、21日17時頃に発表する予定です。