大雨と落雷及び突風に関する福岡県気象情報 第4号
令和3年 5月20日16時29分 福岡管区気象台発表
福岡県では、21日未明にかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。筑後地方ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいるため、土砂災害に厳重に警戒してください。
梅雨前線は、九州北部地方をゆっくりと北上しており、21日朝には九州の南海上まで南下する見込みです。
このため、福岡県では大気の状態が非常に不安定となり、21日未明にかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。
これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があり、土砂災害に厳重に警戒が必要です。
<雨の実況>
降り始め(20日0時00分)から20日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
八女市黒木 155.0ミリ
久留米市耳納山 144.0ミリ
添田町英彦山 126.5ミリ
朝倉 107.0ミリ
行橋 106.5ミリ
<雨の予想>
20日から21日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
福岡地方 50ミリ
北九州地方 50ミリ
筑豊地方 50ミリ
筑後地方 50ミリ
20日18時から21日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
福岡地方 120ミリ
北九州地方 120ミリ
筑豊地方 120ミリ
筑後地方 120ミリ
<防災事項>
土砂災害に厳重に警戒してください。
河川の増水や氾濫に警戒し、低い土地の浸水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後、発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、21日6時頃に発表する予定です。