大雨と落雷及び突風に関する長崎県気象情報　第４号
令和３年　５月２０日１６時３２分　長崎地方気象台発表

　南部、北部では、土砂災害に警戒してください。

　　梅雨前線は、九州北部地方で活発化しており、２１日朝には九州の南海上まで南下する見込みです。
　　このため、長崎県では、大気の状態が非常に不安定となり、２１日未明にかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。
　　　
　＜雨の実況＞
　　降り始め（１９日２３時００分）から２０日１６時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　　　　　　島原　１０７．５ミリ
　　　佐世保市干尽町　１０１．０ミリ
　　　　　　　雲仙岳　　９８．５ミリ
　
　＜雨の予想＞
　２０日から２１日にかけて予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　南部　　　　５０ミリ
　　北部　　　　４０ミリ
　
　２０日１８時から２１日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　南部　　　　１２０ミリ
　　北部　　　　８０ミリ
　
　＜防災事項＞
　　土砂災害に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水に注意してください。
　　落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
　
　　今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
　　土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル（危険度分布）に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
　
　　次の情報は、２１日６時頃に発表予定です。