大雨に関する近畿地方気象情報 第2号
令和3年 5月20日05時36分 大阪管区気象台発表
近畿地方では、20日昼前から21日昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。21日夜にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
梅雨前線が、華中から九州南部付近を通って日本の東へのびています。前線上の長江下流付近にある低気圧が発達しながら東北東へ進み、対馬海峡付近を通過して、21日には日本海へ達する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、近畿地方では、20日朝から21日夕方にかけて、局地的に雷雲が発達するでしょう。
前線の活動が予想より活発になった場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
[雨の予想]
近畿地方では、20日昼前から21日昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、21日夜にかけて大雨となる見込みです。
20日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 20ミリ
近畿中部 40ミリ
近畿南部 40ミリ
21日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 30ミリ
近畿中部 40ミリ
近畿南部 40ミリ
20日6時から21日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 80ミリ
近畿中部 250ミリ
近畿南部 250ミリ
その後、21日6時から22日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 およそ50ミリ
近畿中部 100から200ミリ
近畿南部 100から200ミリ
[防災事項]
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
次の「大雨に関する近畿地方気象情報」は、20日16時頃に発表する予定です。