大雨に関する熊本県気象情報　第２号
令和３年　５月１９日０５時０８分　熊本地方気象台発表

　熊本県では、２０日朝から２１日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。土砂災害に警戒してください。

　　種子島・屋久島付近にある梅雨前線が、２０日夜にかけて対馬海峡まで北上する見込みです。この梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となる見込みです。
　　このため、熊本県では、２０日朝から２１日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
　　１５日から１７日の大雨により地盤の緩んでいる所があります。土砂災害に警戒してください。
　
　＜雨の予想＞
　２０日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　熊本地方　　　　５０ミリ
　　阿蘇地方　　　　５０ミリ
　　天草・芦北地方　５０ミリ
　　球磨地方　　　　６０ミリ
　
　１９日６時から２０日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　熊本地方　　　　３０ミリ
　　阿蘇地方　　　　３０ミリ
　　天草・芦北地方　３０ミリ
　　球磨地方　　　　４０ミリ
　
　その後、２０日６時から２１日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　熊本地方　　　　２００から３００ミリ
　　阿蘇地方　　　　２００から３００ミリ
　　天草・芦北地方　２００から３００ミリ
　　球磨地方　　　　２００から３００ミリ
　
　＜防災事項＞
　　土砂災害に警戒してください。
　　低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意してください。
　
　　今後、発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
　
　　土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル（危険度分布）に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
　
　　平成２８年（２０１６年）熊本地震の影響を考慮し、一部市町村では洪水の警報・注意報について通常基準より引き下げた暫定基準で運用しています。
　
　　次の情報は、１９日１６時３０分頃に発表する予定です。