令和2年台風第14号に関する九州南部・奄美地方気象情報 第7号
令和2年10月 8日22時57分 鹿児島地方気象台発表

 九州南部・奄美地方の沿岸の海域では、9日夜遅くにかけてうねりを伴い猛烈なしけとなる所がある見込みです。うねりを伴った高波に厳重に警戒してください。九州南部の海上では9日夕方にかけて暴風に警戒してください。

  強い台風第14号は、8日23時には、種子島の東南東約250キロにあって、1時間におよそ15キロの速さで北北東へ進んでいるものと推定されます。
  九州南部・奄美地方は風速15メートル以上の強風域に入っています。
  台風は今後も北寄りに進み9日にかけて九州南部に接近する見込みです。
 このため、奄美地方では9日朝にかけて、九州南部では9日夜遅くにかけて海上を中心に非常に強い風が吹くおそれがあります。
  また、奄美地方の沿岸の海域では9日夕方にかけて、九州南部の沿岸の海域では10日にかけて猛烈なしけや大しけとなる所があるでしょう。
 
 <波の高さの予想>
   9日にかけて
   鹿児島県(奄美地方を除く) 10メートル
   奄美地方           9メートル
   宮崎県           10メートル
  10日
   鹿児島県(奄美地方を除く)  5メートル
   奄美地方           4メートル
   宮崎県            6メートル
 
 <風の予想>
   9日にかけての最大風速(最大瞬間風速)
   鹿児島県(奄美地方を除く) 25メートル(35メートル)
   奄美地方          23メートル(35メートル)
   宮崎県           25メートル(35メートル)
 
 <防災事項>
  厳重警戒:うねりを伴った高波
  警戒事項:暴風
 
  今後、地元気象台や測候所の発表する警報、注意報、気象情報に留意し、最新の情報を活用してください。台風の進路については、「気象庁ホームページ」などもご利用ください。
 
  次の地方気象情報は、9日05時頃発表する予定です。