令和2年台風第14号に関する大東島地方気象情報 第5号
令和2年10月 7日11時08分 南大東島地方気象台発表
台風第14号は、8日明け方には大東島地方へ最も接近するため、7日夕方から大しけとなり、8日明け方から昼過ぎに暴風となる見込みです。暴風や高波に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に十分注意してください。
[台風の現況]
台風第14号は、7日9時には日本の南の北緯25度00分、東経136度10分にあって、1時間におよそ15キロの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心から半径440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
[台風の予想]
台風第14号は、今後発達しながら北西に進み、8日明け方には強い勢力で大東島地方へ最も接近する見込みです。
[防災事項]
<暴風・強風>
大東島地方では北の風が強く吹いており、7日夜のはじめ頃から北の風が非常に強く、8日明け方から昼過ぎに北西のち西の暴風となる見込みです。8日明け方から昼過ぎにかけて暴風に警戒してください。
予想される最大風速(最大瞬間風速)
7日 北の風 20メートル(30メートル)
8日 北西のち西の風 25メートル(35メートル)
9日 南西の風 20から24メートル(25から35メートル)
暴風警報発表予定 最接近
7日夜遅く 8日明け方
<高波>
沿岸の海域では、うねりを伴いしけており、7日夕方から大しけとなる見込みです。うねりを伴った高波に警戒してください。
予想される波の高さ
7日 8メートル うねりを伴う
8日 8メートル うねりを伴う
9日 7メートル うねりを伴う
<雷・突風>
大東島地方では、7日夕方から発達した積乱雲の下での落雷や竜巻などの激しい突風による被害の起こるおそれがありますので、屋外活動などには十分注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、8日は1時間に30ミリの激しい雨が降る見込みです。7日12時から8日12時までの24時間に予想される雨量は大東島地方の多い所で、150ミリです。
今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の情報は、7日17時30分頃に発表する予定です。