大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報 第6号
令和2年 9月 9日05時42分 宇都宮地方気象台発表
栃木県では、9日昼前から夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となり、大雨となる所があるでしょう。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意・警戒するとともに、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象状況と予想]
関東甲信地方には、高気圧の縁をまわって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、9日の日中は日射の影響で気温が上昇するでしょう。一方で上空およそ6000メートルには氷点下6度以下の寒気が流れ込む見込みです。このため、栃木県では、9日昼前から夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[防災事項]
栃木県では、9日昼前から夜遅くにかけて雷を伴った雨が降り、9日夕方から夜のはじめ頃は局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。予想以上に雨雲が発達・停滞した場合には警報級の大雨となるおそれがありますので、低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意・警戒してください。
また、9日昼前から夜遅くにかけて落雷、竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物の管理などにも注意してください。
[雨の予想]
9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 50ミリ
南部 50ミリ
9日6時から10日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 80ミリ
南部 80ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」は、9日17時頃に発表する予定です。