大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報 第5号
令和2年 9月 8日16時30分 宇都宮地方気象台発表
栃木県では、9日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象状況と予想]
栃木県では、高気圧の縁をまわって暖かく湿った空気が流れ込んでいます。また、日中の昇温の影響も加わり、大気の状態が非常に不安定となっています。この状態は8日夜遅くには解消しますが、9日も昼前から夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
[防災事項]
栃木県では、8日夜遅くにかけて雷を伴った雨が降るでしょう。9日も昼前から雷を伴った雨が降り、夕方から夜のはじめ頃は局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。予想よりも発達した雨雲が停滞した場合には、警報級の大雨となるおそれがあります。大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意・警戒してください。
また、8日夜遅くにかけて落雷、竜巻などの激しい突風にも注意してください。なお、9日も昼前から夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物の管理などにも注意してください。
[雨の予想]
9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 50ミリ
南部 50ミリ
8日18時から9日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 80ミリ
南部 80ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。次の「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」は9日6時頃に発表する予定です。