大雨と雷及び突風に関する山梨県気象情報 第10号
令和2年 9月 7日23時43分 甲府地方気象台発表

 山梨県では、これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があります。8日明け方まで土砂災害に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨や降ひょうにも注意してください。

 [気象状況と予想]
  大型の台風第10号の影響で、日本海の前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいます。山梨県では、8日明け方まで大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。
 
 [防災事項]
 <大雨・雷・突風>
  山梨県では、これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があります。8日明け方まで土砂災害に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨にも注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
 
 [雨の実況]
  降り始め(5日13時00分)から7日23時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
  上野原        197.5ミリ
  甲府市古関      193.0ミリ
  南部町        144.0ミリ
  富士川町最勝寺    135.5ミリ
  身延町切石      133.5ミリ
  大月         100.5ミリ
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
 8日にかけて、1時間に20ミリの強い雨の降る所があるでしょう。
 8日0時から9日0時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  峡南地域、富士五湖     80ミリ
  中北地域、峡東地域、東部  50ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後発表する、注意報、竜巻注意情報等に留意してください。
 これで「大雨と雷及び突風に関する山梨県気象情報」は、終了します。