大雨と雷及び突風に関する群馬県気象情報 第12号
令和2年 9月 7日16時22分 前橋地方気象台発表

 群馬県では、7日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となり、7日夕方は雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

 [気象状況と予想]
  前線が日本海にあって北上しています。大型で強い台風第10号の影響で、高気圧の縁をまわった暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込んでいます。このため、群馬県では大気の状態が非常に不安定となっています。この状態は、7日夜遅くにかけて続く見込みです。
 
 [防災事項]
  群馬県では、7日夕方は、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。発達した雨雲が停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
  また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
 7日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 30ミリ
  北部 30ミリ
 7日18時から8日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 40ミリ
  北部 40ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
  次の「大雨と雷及び突風に関する群馬県気象情報」は、7日23時頃に発表する予定です。