大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報 第3号
令和2年 9月 7日16時35分 宇都宮地方気象台発表

 栃木県では、8日にかけて、大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

 [気象状況と予想]
  大型で強い台風第10号の影響で、日本海の前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいます。このため、栃木県では、大気の状態が非常に不安定となっています。この状態は、8日にかけて続く見込みです。
 
 [防災事項]
  栃木県では、7日夕方にかけて、局地的に雷を伴い1時間に30ミリの激しい雨が降るでしょう。8日も午後から局地的に雷を伴い1時間に30ミリの激しい雨が降る見込みです。予想よりも発達した雨雲が停滞した場合には、警報級の大雨となるおそれがあります。大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意・警戒してください。
  また、7日夜遅くにかけて落雷、竜巻などの激しい突風にも注意してください。なお、8日も午後から落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物の管理などにも注意してください。
   
 [雨の予想]
 8日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 30ミリ
  南部 30ミリ
 7日18時から8日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 50ミリ
  南部 50ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
  次の「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」は8日6時頃に発表する予定です。