大雨と高波及び突風に関する関東甲信地方気象情報 第14号
令和2年 9月 8日06時15分 気象庁予報部発表

 関東甲信地方では、8日夜遅くにかけて大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。8日夜遅くまで、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。また、8日夜遅くにかけて、高波に注意してください。

 [気象状況と予想]
  関東甲信地方では、8日夜遅くにかけて、高気圧の縁をまわって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。また、台風第10号は温帯低気圧に変わり、高波の峠は越えつつあります。
 
 [防災事項]
  関東甲信地方では 8日夕方から夜のはじめ頃にかけて、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。発達した雨雲が停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。また、8日夜遅くにかけてうねりを伴った高波に注意してください。
 
 <雨の予想>
 8日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  関東地方北部 30ミリ
  関東地方南部 20ミリ
  甲信地方   20ミリ
 
 8日6時から9日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  関東地方北部 60ミリ
  関東地方南部 30ミリ
  甲信地方   60ミリ
 
 [補足事項等]
  今後発表する警報、注意報、早期注意情報、竜巻注意情報に留意してください。
  これで「大雨と高波及び突風に関する関東甲信地方気象情報」は、終了します。