大雨と雷及び突風に関する山梨県気象情報 第7号
令和2年 9月 7日06時35分 甲府地方気象台発表

 山梨県では、7日夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

 [気象状況と予想]
  前線が日本海にあって北上しています。大型で非常に強い台風第10号の影響で、前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、山梨県では大気の状態が非常に不安定となっています。
  大気の非常に不安定な状態は、7日夜遅くにかけて続く見込みです。
 
 [防災事項]
 <大雨・雷・突風>
  山梨県では、7日夜遅くにかけて、雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。特に、南向きの斜面を中心に、総降水量が多くなる見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
  また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
 
 [雨の実況]
  降り始め(5日13時00分)から7日6時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
       上野原 193.5ミリ
        大月  97.5ミリ
        甲府  64.0ミリ
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
  山梨県では、7日6時から8日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  峡南地域    200ミリ
  富士五湖    150ミリ
  中北地域、東部 100ミリ
  峡東地域     80ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報等に留意してください。
  この情報は、「大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報」を引き継ぐものです。
  次の「大雨と雷及び突風に関する山梨県気象情報」は、7日18時頃に発表する予定です。