大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報 第11号
令和2年 9月 7日05時21分 気象庁予報部発表
関東甲信地方では、7日は雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。また、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象状況と予想]
前線が日本海にあって北上しています。大型で非常に強い台風第10号の影響で、前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、関東甲信地方では大気の状態が非常に不安定となっており、雷雨となっている所があります。
大気の非常に不安定な状態は、7日夜遅くにかけて続く見込みです。
[防災事項]
関東甲信地方では、7日夜遅くにかけて、雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。特に、南向きの斜面を中心に、総降水量が多くなる見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。
また、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
<雨の予想>
7日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 30ミリ
関東地方南部 30ミリ
甲信地方 40ミリ
伊豆諸島 30ミリ
7日6時から8日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 100ミリ
関東地方南部 120ミリ
甲信地方 200ミリ
伊豆諸島 80ミリ
です。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報」は、7日16時頃に発表する予定です。